初釜

Surge

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Aile Alegria

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SONGS

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CITY ベストヒッツ

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友達のおばあさんがお茶の先生をやっており、初釜に参加させてもらった。濃茶、薄茶、懐石料理をいただいた。茶道に関してまったく知らないので、器の美しさに見惚れつつ、ただただ美味しくいただいてきた。器は側面や内側に、いろいろとゆかりがあるらしい文字や絵が描かれており、私にはそれらがどのような意味合いを持つのかなどはわからなかったのだけれど、洗練された雰囲気のものも素朴な雰囲気のものも、手にすると気分というか空気を変えるようで、見入ってしまった。お茶は、1年でもいいからやったほうがいいと言われた。日本文化を知る、とか、作法を学ぶ、とかそういったことを越えて、茶道を続けていくと何が見えてくるのか、自分にどんな変化があるか、知りたいと思った。今日いらっしゃっていた方々は高齢の方が多く、何十年と茶道を続けておられる方々だった。お茶には生活のすべて(衣食住)が含まれている、堅苦しく考えずに、みたいなお話もあった。何となくではあるけれど、茶道を学ぶ中で身につきそうなものは、今の自分に足りないものが多いのではないか、という気がした。少しずつ習ってみたいと思う。
帰りに、友達のお姉ちゃんの赤ちゃんを抱っこした。生後1ヶ月。3キログラム。こんなに小さい赤ちゃんを抱いたのは初めてで、緊張してしまった。一生懸命呼吸しているような感じで、本当に愛おしかった。まだほっしゃん。に似てはいるけれど、可愛かった。また、おなかがすいて泣いている姿を見ると、ふと、自分がおなかがすくと不機嫌になったりするのはこういうことなのか、と思い当たってしまった。きっと私も赤ちゃんの頃、おなかをすかせてたくさん泣いていたことだろうと思う。